心地よく自己嫌悪

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「ねえ、手ってなんであるの?足は?背中は?」
「ゴジラと恐竜、どっちが勝つかな?」
「ゾンビっているの?」
息子から投げかけられる強烈にピュアな疑問の数々にどう答えたらイイのだろうか……
こういうとき、何だか上手な物言いをしたいもんだぜと逡巡してしまう。
そんな自分の醜悪さにちょっとだけ落ち込むのだ。
息子が求めている答えはいたってシンプルなもののはず。
粋とかウィットとかはいらない。
それがわかっているのに「あのとき、親父はこう言ったのさ……」だなんて、いつか遠い目を息子にしてもらいたいなんて考えている自分が甚だ気持ちが悪い。
適当に流すことはしないように気をつけているが、正直「そんなこと知らん!」と絶叫したくなるようなキテレツなクエスチョンもあって、全くもってトホホな日々なのである。
毎日、ひらがな書き取りの宿題があるのだが、「上手じゃなくてもイイ、ただゆっくり丁寧に書こうな。その気持ちが大切だぜ」などと言っている自分に酔っ払っている。
今や、授業をノートに書き取りするのではなく、タブレットなどに打ち込むのがスタンダードになりつつあるみたいだし、正直あまり必要ないかも……と内心思っちゃっているわけで、そんなんで息子をどうにか言い聞かせようとしてて、これまた醜悪だぜオレってばさ……と自己嫌悪。
子育てはキャッチボールだと誰かが言っていたが、かつては自分がピッチャーのつもりだったのだが、今や息子が号速球ピッチャー。
僕はミットの綿を抜いて「う〜ん、イイ音出てるぞ!」とその球を受けるキャッチャーのようだ。
どんな暴投でも受け止める気概も必要だ。
なんて、ココでも上手いこと言っている気になっている。
イヤだね〜イヤだイヤだ。
ともあれ春爛漫である。
今更ながら読み込んでいる漫画「クロコーチ」がたまらなく面白い。
おかげで陰謀論大好き中年床屋のおやじさんになって来ている。
イイ感じだぜ。
それでは股旅。

ローガン・フリーマンとは私のことだ

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先日、久しぶりに眼科の検診を受けた。
前回検診した五年前は近視傾向だったのが、今は思いっきり遠視傾向。
遠くはより見えるようになってて、手元が見え難くなっているとのこと。
こんなことってあるのね。
まあ、いわゆる「老眼」そのものなのだそうだが、メガネは全然必要ナッシング。(両目ともに視力 1.2 )
この老眼の進行は年齢的にはごくごく普通。
ただ夕暮れ時になると仕事がしづらくなるだろうから、それ用にスポットライトなんかを設置した方がイイ、それと「1.0」ぐらいの老眼鏡をした方が楽だよと言われた。
おっしゃる通り、確かに日が傾いた来た頃合いに見え難くなっている。
近頃は数ミリ単位でバリカンのアタッチメントを代えるような仕事を求められることが多いので、これはもう出来るだけ早く準備をした方がイイかもね、100%…SOかもね!と思った。
(余談だが名曲「100%…SOかもね!」を歌うシブがき隊のバックバンドは「シブ楽器隊」である)
老眼鏡は「1.5」のものが既にある。
(シェービング時には装着している)
問題はスポットライトだな。
どこにどのように設置するか……
これがなかなかイメージが湧かない。
昨年の猛暑を考えると、夏が来る前にシーリングファンも付けたいところなので、一緒にやってしまうか。
自分の身体の老化を考慮して現場環境を合わせなくてはならない年齢にいよいよ突入してきたってことか。
面白くなってきやがった。
そういえば、あの名匠小津安二郎監督の名作『東京物語』撮影時、笠智衆さんは 49歳だったそうだ。
今風に言えば「どんだけ〜!」である。
近頃、こんな風にあの時のあの人はこの年齢だったっつーのを物凄く意識している自分がいる。
これってなんなんだろうか。
嫌な言い方をすれば、年齢が重くのしかかって来てるってところか。
でも、完全に眼差しは「今まで」じゃなくて「これから」なのよね。
これがイイことなのか良くないことなのか今はまだわからないけど、これまた面白くなってきやがったぜ。
そんな気分だ。
股旅。

あいつ今何してる?

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今朝の気分はこんな感じだなと細野晴臣さんの『はらいそ』(1978年発表)を聴いている。
名盤だと思う。
でも、名盤だと自己発生的に心底思えるようになったのはつい最近のこと。
高校の同級生で仲が良かったイザワは、すでに高校時代から、このアルバムを絶賛していた。
熱心に薦められ、これを聴くべしとCDを強引に貸されたのだが、正直当時はちんぷんかんぷん。
なんだか退屈なアルバムだなあと感じたのを覚えている。
それが巡り巡って「名盤だね!」といけしゃあしゃあと言えるようになるのだから人間って面白い。
イザワは僕より三十年進んでいたのだな。
あいつからは沢山の刺激と影響を受けたが、果たして僕はどうだっただろうか。
あいつの ハート&ソウル に何かしらの痕跡 or 爪痕を残せているのだろうか。
うむ……残せてなさそうだな。
あれだけ仲良かった(つもり)なのだが、今現在イザワが何処で何をしているのか全然知らない。
僕が雇われ店長としてやらせていただいた「クロニクル」と云う店のオープニングレセプションに顔を出してくれたのは覚えている。
あれが最後か。
あれから会ってないのか。
だとしたら二十数年会ってないことになるな。
イザワ、どうしている?
相変わらず、オレの三十年先を走っているのか?
今、キミがどんな音楽を愛しているのか知りたいよ。

何かが何処かで繋がっているのを感じる

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お客さんの秋山さんからヨシオバンクをいただいた。
これは嬉しい。
ザ・クロマニヨンズのマスコットキャラクターでありUMAの高橋ヨシオを模した貯金箱。
これは熱い。
息子はヨシオを見て「お父さんみたいだ!」と言っていた。
これはちょいと複雑である。
最近たまたま思いつきで観た映画が、思わぬ自分との関連性があったりして、不思議嬉しい気分になったりしている。
20数年前、新宿プラザで野口くん(通称 ゴルゴ)と観た『ケープ・フィアー』。
クライマックスに差し掛かったとき、爆睡している野口くんに気付いたのだが、このまま寝かせておいてあげよう……俺って優しいな〜と思い放置。
スタッフロールが終わったので揺り起したら、まずい寝ちゃったもう一回観ようよ!と言い出したので、いやそれは断ると言ったら、なんだかプンスカしていた野口くん。
お互い若かったね。
起こせば良かったかな?
そんな想い出がいっぱいな『ケープ・フィアー』を観るのは、そのとき以来。
懐かしいな〜と観入っていたら、ふと思った。
筋肉ムッキムキで全身にタトゥーを入れたロバート・デ・ニーロが、この映画の公開時の年齢ってどれくらいだったのかな〜と。
それで調べてみたらどんぴしゃり。
デニーロ、48歳のときの怪演だったのである。
これまた名作『グッド・ウィルハンティング』出演時のロビン・ウィリアムズが47歳で「タメかよ〜‼️」と驚愕嘆息しまくったのが、つい数ヶ月前のこと。
公開当時「大人だなぁ……」と見上げていた、名優たちといつの間にか同年代になっていたっつー腰砕け感。
それに比べてオレはどうなの?
ボール一つにキリキリ舞いさ……なのである。
さて、次は何を観ようかしらん。
また何かしら意外な繋がりがあると面白いな。
ま、こういう映画の楽しみ方もあるよって話である。
それはさておき、DOODLIN’ BARBER SHOP 新作オリジナルTシャツの話である。
おかげさまでご好評いただいておりまして、ホッと尻を撫で下ろしている次第であります。
例によって、ご予約ご注文をある程度承ってから、その数プラスアルファの制作枚数になります。
6oz ボディを使用したホワイト、ヘザーグレー、ディープネイビーは3900円。
今まで作ったオリジナルTシャツと同じ5.6ozボディのオレンジとBANANAは3600円になります。
20日くらいにご予約ご注文を〆切、それから発注となりますので、六月半ばくらいには納品となるよう頑張ります。
とても良いものが出来そうな予感がムンムン。
是非ともよろしくです!
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平 拝
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リアルとスリルとファンタジー

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12inchのレコードジャケットって素敵。
ちょうどいい大きさで、中にはもちろんレコードが入っているわけで、つまりそれは奥行きがあるっつーか物語があるっつーか、これってレコードだけが持っているものな感じがするっつーか、ともかく素敵。
このアルバム。
ジャケットの世界観がたまらなく好み。
こういう人生送りたいって思ってしまう。
中身ももちろん素晴らしくって、それがまた良い。
ジャケットはとても良いけど中身がイマイチってないのですよ。
僕が知ってる限りですが。
中身があってこそ成り立つものなわけですね。
逆パターンの中身が良いけどジャケットは酷いってケースはたくさんありますけどもね。
最近どうもね。
旧友が唱えていた『Rの法則』のことを考えることが多いのです。
この「R」は音楽ジャンルのロックの頭文字でしてね。
そのロックに不可欠な要素は三つある。
それは「スリル」と「リアル」と「ファンタジー」だという法則でして。
これって他の色々様々な物事にも当てはまるよなぁだなんて夜中に考え始めたら、いつのまにか朝になってましたよ。
友人で絵描きのアラヤンとは、プロレスには見事当てはまるよな〜って話をよくしたものですが、四十路終盤となった今では「人生にこそ当てはまるんじゃないか?どう?」だなんて思うようになっちゃうんだから加齢恐るべしです。
今も、店に入って来ちゃった大きなハチがブンブン奏でる羽音にスリルとリアルとファンタジーを感じまくってますよ。
この三要素で特に肝心なのはファンタジーですよね。
いろいろな物事をファンタジーだと捉えられたら、最強ですよね。
もう圧勝ですよね。
何に勝ったのかわからないけども。
ともかく無敵な気がします。
ともあれ、今日も元気にやってます。
ありがとうございます。