これは俺なりの人としての志

妻が選ぶ息子のスニーカーがいつもカッコイイ。
ちょっと羨やましいぐらいにだ。
 
実は、二年前にも息子はこのホワイトの MoonStar を履いていた。
かなり気に入っていたのだが、阿呆な父親が、息子をチャイルドシートに乗せる際に、スニーカーをついうっかりルーフに置き忘れたまま発進。
気がついたのは翌朝っつーんだから、もうバカが止まらない。
せめてもの償いに同じものをと探してみるも、このホワイトはどこも完売。
そして僕は途方に暮れたのは言うまでもないのである。
 
代わりにと購入したブルーも良かったのだが、やはりホワイトの持つ清潔感とクールさに未練タラタラだったのだ。
 
そして今日。
ふと玄関をみると、今現在の息子の足サイズにジャストフィットな MoonStar が爆発的にさりげなく置いてあったから驚いた。
 
妻が息子へのプレゼントとして注文していたのだ。
粋である。
とことん粋なのである。
 
息子が幼稚園から帰ってこれを見つけたら……
小躍りして大喜びするのが目に浮かぶ。
良かったな、息子よ。
 
 
しょうもない父親は、仕事用にと愛用している adidas campus が、もう限界!
ってことで、オレンジ色の adidas campus をゲットした。
これで自分史上 adidas campus は四足目になる。
姿形、履き心地、醸し出すムード。
どれをとっても完璧な逸品だ。
今後もずっと履き続けることだろう。
 
俺のアディダス。
 
踏み込むとき。
踏み切るとき。
駆け上がるとき。
転げ落ちるとき。
 
まさにこの adidas campus は、俺なりの人としての志なのである。
 
 
息子も、このオレンジの adidas campus を見てカッコイイと言ってくれた。
息子よ、俺もそう思うぜ。
妻も、このオレンジの adidas campus を見つけた際に「どうかな?」と訊いたら「イイんじゃない!」と言ってくれた。
妻よ、どうもありがとう!
 
 
父さん、これ履いて頑張る!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です