おはようございます。
台風名残の強風吹きすさぶ定休日。
相変わらず、私は何処かにオオカマキリはいないかしらんと彼方此方に目を走らせています。
先日いらっしゃったお客さんの友人の方が
「どうにも日本では薄毛がネガティブに捉えられがちだ。
そこをどうにかしたい。
薄毛を前向きに受け入れられるようにしたい。
そのためにはどうすればイイのか!はたして!?」
ってなことを真剣に考えてて、床屋さんはどう考えているのかを知りたいと言ってたそうなので、私なりの意見を述べました。
確かにこのジャパンって国は、ハゲを後ろ向きに捉えている向きがあると思います。
薄毛を隠そう、薄毛を直そうぜってことばかりで、薄毛を受け入れてカッコよくしようぜってのがない。
よく飲み屋などで
「お金かけようにもこれだからどうしようもないっしょ!テヘペロ!」
などと自嘲気味に薄くなった頭を指差す、だらしない髪型をしたオッサンがいて、私はそれをヘラヘラと聞き流しているのですが、
「いやむしろ貴男のような方こそ髪型に気を配るべきだし、マメにカットすべきですよ!」
ってのが正直な気持ちなのです。
絶対その方がカッコイイですよ。
日本の政治家さんたちも、なんかこうダラシない髪型の方々が多いように見受けられます。
そこ、ちゃんとしてこうぜって心底思います。
まずは身だしなみからじゃないかと。
世のお父さん方もね、服装にも髪型にもちゃんと気を使っていたら、お子さんたちから一目置かれると思うんです。
どうでもイイし〜だなんて思ってたら、軽く見られても仕方ないんじゃないかと。
お金をかけるってことじゃないんです。
スタイルの良し悪し、顔の造形の良し悪しも関係なし。
気をかけるってのが大切なんです。
さすればね、いろいろと後から付いてくるもんなんです。
まずは気をかけること。
これを始められれば大丈夫。
理容って仕事は、そのお手伝いが出来ます。
薄毛だろうと、肥満気味だろうと、胴長短足だろうと、顔が大きかろうと、髪を小綺麗にカッコよくコンスタントにカットする習慣を身につければ、このジャパンにもカッコイイお父さんが溢れ始めるんじゃないかと。
そんな夢を抱いてもイイんじゃないかと。
などと話がまた行方不明になって来たので、そろそろ去ります。
股旅。