絶妙なバランスを追い求めて日々奮闘

仕事着にと用意したセントジェームスの OUESSANT がすこぶる良い。
着心地はもちろんなのだが、着ている感じがなんだか良いのだ。
着ている自分がなんだか「好き!」って感じる感じだと言えば良い感じだろうか。
仕事用ってことで、その上から羽織るのはもちろん中村商店のエプロンなのである。
これと組みわせることを意識したことは言うまでもない。
何事もトータルバランスなのである。
単独で光り輝くっつーのも限りなく魅力的なのではあるが、四十路半ば過ぎともなると何かしらと組み合わせることで隠れていた良いものが浮き上がってくるっつーのに心くすぐられるのである。

 

 

などと偉そうに書いてみたが、自分自身がアンバランスの極致にいるってことは百も承知のつもりなので御勘弁願いたい。

 

 

バランスと言えば、今話題のドラマ『下町ロケット ゴースト』なのである。
アンバランスと見せかけて、実は絶妙にバランスが取れてしまっているキャスティングが面白い。
担当の人は大いに盛り上がりながらキャスティングしたことだろう。
面白そうな仕事だ。

 

 

私の仕事も常日頃から絶妙なバランスを求めているものかもしれない。
スタイルはもちろん、会話だとかテンションだとか選曲だとか諸々絶妙なバランスを追い求めて日々奮闘しているようだもの。

 

 

そんなこんなで日々過ごして生活していたら、いつの間にか時が経ち、良い塩梅で老成していきたいものだ。
生き様も死に際も何もかも絶妙なバランスを追い求めて。

 

 

振り返れば「うむ!ナイスバランス!」と笑いたいものだ。

 

 

そんなわけで、絶妙なバランス感覚でニール・ヤングの “Harvest” を聴くとしよう。
もちろん、アナログ盤で。
レコードの何が良いかって、多分きっとバランスなのだと思う。

 

 

良いものは全てバランスがとれている。
悪いものは全てバランスがとれていない。
究極、これでいいと思う。

 

 

 

これでいいのだ。

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