学生時代、足繁く通っていたレコード屋の店主さんが急逝なさったと聞いたのは数ヶ月前のことだった。
店主の方とお話をする仲までにはなれなかったし、江古田から下北沢に移転してからは、ほとんど行けてなかったけども、あの店ではいろいろ勉強させてもらったな……
としみじみしていたら、店主亡き後のショップ閉店費用の捻出のためにクラウドファウンディングを実施するとの知らせが入り、よし、それじゃあと支援することにした。
で、今さっきそのリターンとして、レコードやら何やら諸々がギッシリ入った荷物が届いたのだが、開けてびっくり玉手箱。そこには伺っていた量をはるかに超えるお宝たちが入っていた。
私のために選んでくれたわけではないレコードたち。自分が選んだものでもないレコードたち。
知っているアーティスト、知っている曲もあれば、全然聞いたことのないアルバムもある。
12inchレコードも、7inchも、テープも、CDも、バッジも、ステッカーも入っていた。
そこには夢が詰まっていた。
ロマンティックが止まらない。
一枚一枚じっくり大切に聴こうと思う。
あらためて感じ入った。
やはり、音楽は素晴らしい。