先日、学生さんたちの Slipknot のコピーバンドのライブ動画を YouTube で見つけまして。
みんなお揃いのツナギを着て、みんなマスクかぶって、それはもう楽しそうに演っていたのですが、その演奏はさておき、そのライブパフォーマンスがちょっと振り切れてない&突き抜けていなかったんですね。
それはもう素人さんの学園祭バンドなわけですから当然なことなんですけど、私は「あ〜サマになっているって凄いことなんだな……」と、あらためて感じ入ったのです。
これは何にでも言えることで、何でも「カタチになっている」「サマになっている」ってのは凄いことだなぁと、二回同じことを言いたいくらい痛感したのでした。
だからね。
なんだか、どんな表現であろうとも、自分の好き嫌いはさておき、カタチになるまでに昇華させた物事には敬意を払わねばな……と思ったのです。
これはね。
来年五十路に突入する所沢市三ヶ島の床屋のオッサンならではの境地でありまして。
そうじゃなくてはいけないとか、そうじゃなきゃダメなんて他人様に押し付けるものではなくて、
「あ〜これからは自分はそうしようじゃないか!ヤーマン!」
となっただけのものです。
払うぜ、敬意!
どんどんリスペクトしちゃうぜ!多分!
話はあまりにも突然に変わります。
息子が飼っていたカナヘビが死んでしまったのです。
数匹いるうちの一匹だったのですが、ことのほか息子が悲しみまして。
自分がムリにエサをあげたからじゃないか……
自分かストレスを与えてしまったんじゃないか……
と泣きべそをかくのです。
そうかも知れないね。
でも、何かを「飼う」ってそういうことだよ。
よし、ちゃんとお墓を作ってあげよう。
息子はカナヘビの亡骸を自分の手で取り丁寧に埋葬しました。
墓標も作りました。
それから手を合わせていました。
少年時代のこういう経験、プライスレス。