先日、お客さんから開店17周年記念にと「MILES DAVIS & THE MODERN JAZZ GIANTS(PRESTIGE 3)」のレコードを戴きました。
ありがとうございます!
それにつけても最高じゃないですか!
ゲストたちのメンツも眩暈がするぐらい凄まじい。
(Percy Heath Kenny Clarke Horace Silver Thelonious Monk Sonny Rollins Milt Jackson という豪華さ)
早速、聴きましょう!
ささっとターンテーブルに乗せ、プレイボタンをポチッとなと押すも、聞こえて来たのはゲーム音楽みたいなチャカチャカ音。
ぬ?
壊れたかな?
とターンテーブルを調べるも異常なし。
じゃ、回転数間違えたかな?
と33回転、45回転でピッチも速くしたり遅くしたりしても変わらず。
ここで、私は気がついたのでした。
ジャケットの片隅に「16RPM」を表記されていることを。
それはつまり、33回転でも45回転でもなく、1分間に16回転で設定して聴いてくれよセニョールってことなのでした。
恥ずかしながら私。
16回転のレコードなどというものが存在することさえ知りませんでした。(お客さんも知らなかったようで、二人で天を仰ぎました。笑)
調べてみると、PRESTIGEが1957年に僅か6枚だけ発売したもの(作られた枚数も少ないらしい。つまり超レア))で、片面だけで再生時間が40分くらい収録出来たので、お店のBGMやパーティなどで重宝されたようです。
しかも、このアルバム。
内容もかなり素晴らしいらしく、両面続けて80分聴いても全く飽きが来ないらしい。
ぬ〜キキタイ!
聴きたい!
けども、私の所有するプレイヤーでは聴けないのよね。
悲しいけどこれ現実なのよね。
で、またまたさらに調べてみたら、どうやら16回転対応のプレイヤーもあるみたいなんで、ちょっと探してみようと思います。
このアルバムを聴くことが出来るようになる、その日まではフレームインして店内に飾っておきましょうかね。
何しろ、ジャケットも良いですからね。
うむうむ、ドラマティックじゃないですか。
こういうワクワク最高です。