相変わらず、日々よく歩いている。
一日一万歩を週五日は達成する。
これを目標にして日々ほてほて歩いているわけだが、歩こうと思った理由は体力をつけたかったからだ。
土日の激務を終えた後も「疲れた〜」なんて眠たいことを言わずにシャキーン!としていたい。
でも最近は、それはオマケになってきた。
歩くことこそが、目的になりつつあるのだ。
何となく歩いているうちに、いつの間にか体力ついてて、気づいたら体重も減ってた!
なんつードリーミンな展開を狙っていたが、もはや体力がつくのも、体重が減るのもオマケ。
歩きたいから歩いているのである。
歩くのは楽しい。
コースは決めていない。
何となくな目的地を定めて、その方向に向かって歩き出す。
徒歩じゃないと通れない道があれば突入。
その先が行き止まりだとしても、むしろそれがスリリングでエキサイティングだったりするから面白い。
クルマでしか通らなかった道の裏側に未知の世界がある。
それは発見の連続だ。
そして今日もボスに遭遇した。
晴れた日にはいつもそこにいるクロネコ。
私はわざわざ立ち止まって話しかけるのだが、完全なる無視。
写真撮ってもイイかい?
と一応断って、撮ってみた。
全く動じない。
それはもう清々しいくらいにだ。
ついでに入ったコンビニで、その場所に似つかわしくない素敵な音楽が流れていたのには驚いた。
有線なのかしら。
それとも店員さんの好みで流しているのかな。
あ、そうだ!
私はおもむろに iPhone を取り出し、Shazam を起動させ、その音楽を聞かせてみると、マルコ マルシェと云う全然知らないインドネシアの男女アコースティック・デュオだったから驚いた。
凄い人たちが出てきたな〜
最近、あの辺りの方々が奏でる音に惹かれるのは何故だろう何故かしら。
根拠もなく、こういう分野では日本がアジアではず抜けていると思っていた自分にキツい一発をお見舞いしたいもんである。
股旅。