近頃、少年時代にどっぷりハマっていたプラモデル熱が再燃しているのです。
自ずと、仕事している最中の会話もプラモデル関連の話題がついつい出てしまうのですが、我がDOODLIN’ BARBER SHOP のお客さんたちが、これまたかつてのプラモ小僧だった方々が沢山いらっしゃいましてね。
私と同じように、
模型屋やプラモデル売り場があればフラフラと寄ってしまい、いつか作るんだぜと意気込んで買ってしまい、でも作るチャンスもないまま棚に積まれ、押し入れの奥に入れられたままほ、十数年経ってしまったじゃないか!
って方々ばかりなんですね。
それはもう“me too” の嵐なわけです。
で、
十数年そのままだったものが、これから作れるようになる気も全然しないし、それなら床屋のオッサンにあげてしまおう!
息子さんも一緒にハマりまくってるみたいだしね!
って展開が相次いでましてね。
でいただくからには、誠心誠意込めて作らなきゃとせっせと精を出しているわけです。
最高ですよ、全くもう。
写真の1/100 MG アッガイもまた お客さんからいただいたもので、(私は水陸両用モビルスーツは自由に楽しく塗りたい派)はてさてどんな色にしようかな〜と思案していたら、息子が「床屋の色にしなよ!」と熱い提案をしてくれまして。
それは良いぜ!
と塗ってみたのでした。
私的には、会心の出来ですよ。
作って楽しいし、見て楽しいのだからムテキング。
このアッガイのキットをくれたあのお客さんも喜んでいただけることでしょう。
思い返せば、レコードでも同じようなことがよくあります。
聴かなくなったレコードを、うちの店に持ってきてくれるお客さんたちがいるんです。
この床屋のオッサンに渡しておけば……
って似通った思いがそこにあるんでしょうね。
多分きっと。
たかだかプラモデルと侮るなかれ。
私はプラモデル制作を通して、たくさんのことを学んでおりますよ。
忘れていた何か。
新しい発見。
あらためて感じ入る大切なこと。
プラモデルが教えてくれてます。
ありがとう、プラモ!
プラモデルをくださった方々、どうもありがとうございます!