BLUE GIANT

映画『BLUE GIANT』を観てきました。

何十回と読んだ原作漫画。
何十回読んでも、死ぬんじゃないか?ってくらい毎度泣かされる大好きな漫画です。

それがアニメ化されるっつーんだから、こんなワクワクすることもありませんよ。

アニメ化や実写化されて、原作が台無しにされることも多々あります。
でも、なんだかその心配はなかったんですよね。
なんでそう思えたのかはわからないんですが。

で、この映画。
期待以上のものでした。
そりゃ、細かいことを挙げたらキリが無いんですけども、そんなことを軽く吹き飛ばす制作者たちの情熱を感じました。
この原作への愛だけではなく、音楽への深い愛も感じたのです。

そんなわけで、物語冒頭からずっと僕の目頭は熱くなりっぱなしでした。
大好きな漫画の大好きな登場人物たちが動き喋り楽器を演奏する。
なかなかこんな最高なこともないと思うのです。

僕はこの奇跡のようなトリオの中で、格別ドラマーの玉田への思い入れがありまして。
ずぶのど素人だった玉田が成長して行く過程に胸がドキドキしまくってしまうのは何故だろう何故かしら。
何か自分と重ね合わさるところがあったんですかね。
全然天才でもなんでもないところが。
そんな凡人が二人の天才に引っ張られて、違う世界を見ることができるようになるっつーところが、僕の胸を熱くさせまくったのです。

ドラムを習っている息子にも観てもらいたいなと思いました。
どうにか上映期間中に、もう一度どこか爆音で上映する映画館で観たいと思っているのです。
家族で観られたら、これまた最高ですな。

さてと、もう一度原作を読み直すとしますかね。

股旅。

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