聴いた後に良質な短編小説を読んだ後と同じ圧倒的な余韻を感じるような、そんな名曲ありますよね〜ゲヘ〜
例えば?
ゆらゆら帝国 の“フランキー・ティアドロップ”とか、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の “ダンスホール” とか……
とココまで言いかけた瞬間、お客さんから鋭いツッコミが入ったんだったんだったん。
その “ダンスホール” って尾崎豊のカバーっすよ!ケロケロ!
し、し、し、知らなかった!
私は絶句したのでした。
もうね、超名曲だと思ってましたからね。
奇妙礼太郎スンゲー!って鼻息荒くなってましたから。
それが私がずっと背を向け続けて来た尾崎豊の曲だったとは超驚きですよ。
と同時に自分の無知さと超絶ダサさに歯が全部抜けそうです。
ハドゥカシィ!
「無知は恐怖」とはまさにこのことである。
で、今更ながら尾崎豊再評価!
なんてさらにダサいことはしません。
そっと、そっと遠くからスンゲー尾崎!と絶叫しようと思います。
で、しかもこの曲を作ったのが16歳のときだって言うじゃない?
当時話題になった未解決事件の「新宿歌舞伎町ディスコナンパ殺傷事件」をモチーフにしたんですって?
16歳で!?
床屋のオッサン、鳥肌立っちゃいました。
いやはや無知は恐ろしい。そして猛烈に恥ずかしい。けれども、何なんだろうか、この清々しさは。
思いがけず良い感じです。
んじゃ、THE CLASHでも爆音で聴きますわ。
股旅。