本日、まことに有難いことに私の誕生日でございまして。
どうにか無事にさりげなく五十三歳になれました。
ありがとうございます。
そんな目出度い日和なので、今日の店内BGMは、ひねもすKhruangbinをナイスチョイス。
こんな音楽が似合う店にしたい。
そんな店に相応しい床屋のオッサンになりたい。
そんな願いがこもった選曲でございました。
リリースされたばかりのKhruangbinの新譜も言わずもがな最&高。
こういう音楽が生まれる時代に感謝です。
五十三歳の床屋のおっさん。
今年で二十周年を迎えるややクセの強い我が店 DOODLIN’ BARBER SHOP。
だからちょっと、思い切って仕事用のシューズを新調してみました。
この十数年愛用していた “adidas / CAMPUS” から、ずっと憧れていた“adidas / SUPERSTAR 82” へ華麗なるチェンジ。
この SUPERSTAR 。
三十年ほど前「やっぱこれだぜ!」と一度購入したことがあるのですが、なんだか違う。
オレが「無茶苦茶カッコいいぜ!」と思ったのと色落ち?やれ感?空気感?
いろいろと違っててダサかったのだ。
なので、後輩に「それダサいっすね!」と笑われたときも「だよね!」と素直に思ってしまったほど、明らかに明白にダサかったのである。
何故そうなのかわからないまま、憧れの思いを抱いたまま、数十年が経ち、ずっと避け続けていた “adidas / SUPERSTAR” を履くことを決意したのです。
これは、私の中で途轍もなく震えるほどの大事件なのである。
幾人の方々からアドバイスをいただき、どうやらこの “SUPERSTAR 82” がそれに近いんじゃないかと確信し注文したわけです。
それが、私の五十三歳の誕生日当日に届くんだから、これはもうドラマチックにならざるを得ないわけです。
こんな気持ちわかるでしょう。
本も読めてます。
数日前に読み終えた『遠い日の戦争』(吉村昭著)に心突き動かされ、昨日から読み始めた『ルーアンの丘』(遠藤周作著)にも、ズキズキワクワクさせられまくっております。
兎にも角にも、まわりに溢れる愛に感謝です。
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平 拝