学んでも 学んでも

今読んでいる本の舞台が北海道の“増毛町”というところなのですが、どうにもこの町名が覚えられないのです。

増毛町で“ましけちょう”と読むのですが、何度も聞いたことあるし、その度に「覚えよう!」と決意するのですが、ちょっと経つと「あれ?あれれ?」と失念してしまうのだから人間って不思議です。
いや、オレって低脳。

で、さすがに今これを書いてて、さすがに覚えたんジャマイカと思います。
もう忘れないぜ、ましけちょう!
マシュケナダ!

日々の生活の中で、こういう物事って結構ありませんか?
死角というか、デスポイントというか、エアポケット的な物事。

私は散歩を趣味としているのですが、何度も通っている道なのに「あれ?こんな家あったっけ?」と思うことが多々あります。
それが、石碑だったり道祖神やお地蔵さんだったりすると、ちょっとだけゾッとしちゃうときもあります。
同じ道を逆に戻ってくるときなんて、まるで違う道に感じたりします。

まぁそれは多分、私の“クセ”なんでしょうね。
眼差しの癖です。
見るところ、見ちゃうところ、目を向けてしまうところ。
これらが無意識のうちにコントロールされているんでしょうね。

時折、脳内に小さなバグが起きたときに違った景色が見えて来るって感じですか。
違いますか。
ま、これと同じ作用で何故か何故だか覚えられない物事があるんじゃないかと……
違いますか。

うちの妻さんは、こういったことにとりわけ長けてましてね。
妻さんの指導の元、この十数年でこれでも大分マシになったと自負しているんです。

まだまだ全然ポンコツですが、鍵とかメガネとか『そういうものは決められた場所に必ず置く』
という妻さんの教えを守るようになってから「あれ?あれどこやった?」と慌てることがかなり減りましたもの。

この点でも、妻さんには深く感謝しなくちゃなと思っているのです。

あちこちに話題がとっ散らかっているようですが、私の中ではビシッと繋がっている話なのです。
悪しからず。

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