WBC、盛り上がってますね。
昨今の大谷翔平さんの活躍ぶりを見ていると、もしかしたら僕が生きているうちに彼以上のスーパースターは現れないんじゃないかって思うんです。
先日、観終えた海外ドラマ 『ベター・コール・ソウル”』もそう。
前シリーズである『ブレイキング・バッド』と合わせると全105話+映画1本 をドップリ浸かって制覇したわけですが、今後の余生で このシリーズ以上の感動とカタルシスを与えてくれるドラマを観ることがあるだろうか……多分ないだろうな。
ひょっとしたら映画でも無いかも!
って思うぐらいに、とてつもなく心揺り動かされてしまったんです。
恥ずかしながら。
先日、読み終えた『罪と轍』(奥田英朗著)もそう。
今後、この作品以上に のめり込んで読めるミステリーに出会える気がしないし、これまた読み終えたばかりの某ミュージシャンの自伝がまた素晴らしくて、これからどう生きていくべきかの指針にもなったぜ!
と思えるぐらいのものでだったもんだから、これを超える自伝とも多分出会えなそうだな〜なんて思っているんです。
これが最後かもな……
なんてことをよく感じるようになったのは、五十路に突入した辺りからなんですが、こんなふうに書いているとなんだかちょっとネガティブで後ろ向きなことに思われるかもなんだけど、それが真逆なんです。
それどころかむしろ、とっても前向きなんです。
ファファ〜ンと少し気持ち良いぐらいに。
でも、そう思いつつも「今後さらに塗り替えられることもあるはず!」と期待と希望に満ちていたりもします。
なんじゃそりゃ?
と思われるかもですが、僕はこれで良い、これが良いと思ってます。
大いなる矛盾を抱え、自らに「なんじゃそりゃ?」とツッコミを入れられるってのは良いことなんじゃ無いかと。
そんな説明の出来ない感じがいい。
そういう物事こそ、自分の中で信じられるものなんだってね。
そう思うんです。
なんじゃそりゃ?