おはようございます。
今日は定休日なのですが、謎の早起き。
もうちょっと寝とこうぜと思いもするのですが、なんだか気が昂ぶって、こうなったらもういっそのこと起きてしまおう!とウキウキ・ウェイク・ミー・アップしてしまうのです。
こんな気持ちわかるでしょう?
昨日、来てくださったお客さんとこんな話をしました。
“子どもの頃、巨人ファンの父がナイターが始まるとチャンネル権を独占し、ドリフが見たいのに見させてもらえなかった。
あれが悔しくて、ちょっと野球嫌いにもなった。笑
父親が強かったのか、そういう時代だったからなのか、今は違って来ちゃったね〜”
ってな話です。
でも、今現在四歳児の父となった僕は思うのです。
果たして、それが父親の威厳や強さなのだろうか?と。
子どもが見たい番組を「よっしゃ見なさい!」と見せる父親の方が器がデカいんじゃないか?と思うのです。
今みたいに録画機能も充実してないし、野球は生だぜ!って思いもあるでしょうが、そこまでして見たいのか?と。
父親の権限がチャンネルの独占権ってのも小さな話ですが、それもまたその時代の良さかもですね。
こうやって、笑いながら話せる思い出話になるのですからね。
この父親のチャンネル独占権の話をしていて、僕が思い出したのは我が家のカレーのことです。
うちの母は、子ども用の甘口と大人用の辛口の二つを作っていたんですよ。
父からすると「甘口なんて食えるか!てやんでえ!」ってことだったんでしょうが、今の僕は思うのです。
「父さんよ、そこは甘口食ってこうぜ!」と。
甘口なんて冗談じゃねえ!って父親より「甘口?いいじゃない!」となる方がおおらかでずっと器がデカいんじゃないかと。
そう思うのです。
奥さんの手間も省けますしね。
実際、僕は息子と同じ甘口を食べて「こりゃ美味い!」と大喜びしております。
いつか、息子も辛口カレーを好むようになるでしょうし「息子よ、辛口オッケーになったか!」と腕組みをしウムウムと息子の成長を喜ぼうと思います。
甘口カレーの時期、それは短く儚い……っつーわけです。
こんなほのぼの日記を書いている早朝でありますが、BGMはジェームス・ブラウンの『In The Jungle Groove』 をアゲアゲチョイス。
1969年から1971年の録音のなかから、最もファンキーな曲を厳選・再編集したもので、オリジナルアルバムではないのですが最高にゴキゲンハイテンションなグルーヴ満載なのです。
ずっと欲しいな〜とヨダレを垂らしまくっていたアルバムなのですが、ゲットするならレコードでしょと思ってたし、でも高いしってことでグッと我慢していたのですが、その話をしたら音楽好きのお客さんが持って来てくれました。
しかも、他にも僕が好きそうなアルバムを数枚つけて。
どれも名前を存じ上げているけども聴いたことないものばかり。
ありがたし。
これでまた自分の中の音楽の輪を広げられるってもんです。
やはり自分だけだと限界がありますからね。
と言うより、自分だけだと全然広げられませんからね。
Shuggie Otis 、Johnny Bristol か……。
「テッペーさん好みかな〜って……」
こういうとき、自分がどう思われているか、どう見られているかっつーのが垣間見ることが出来る瞬間ですよね。
「そっか〜僕はこういうの好きそうな感じなのか〜」
だなんてほくそ笑みながら熟聴しようと思います。
いい休日になりそうだ。
それでは皆さん、良い一日を。