こんばんは。
日頃まず体調を崩さない妻が風邪を引いてしまい、我が家はほぼ機能停止してしまいそうなところを、妻は39度の高熱でふらつきながらも気力を振り絞って食事の支度や洗濯、掃除などをしてくれて、どうにかこうにかこの怒涛の週末を乗り越えられました。
妻なしではホント何も出来ないことを痛感。
当たり前だぜと胡座をかいているつもりは決してありませんが、もっともっといたわり、ねぎらってあげないとな……としみじみ感じ入っております。
妻さん、いつもありがとう。
さて。
そんな妻と近頃ちょいちょい引用しているキーワード。
「オレはチャレンジしたぜ……」
そう、あの名作映画『カッコーの巣の上で』のワンシーン。
ジャック・ニコルソン演じる主人公が、自分達で行動しない人間たちに苛立ち、目の前で持ち上がりそうもない水飲み台を持ち上げようとする。どうせ出来やしないと嘲笑する中、主人公は必死になって持ち上げようとするが、結局出来ない。
そこで、この言葉だ。
「少なくともオレはチャレンジしたぜ……」
チャレンジしないやつらに鉄槌をかますわけである。
痛快じゃないですか。
例えばです。
街中で知り合いを見かけ、挨拶をしたのに完全に無視されたとするじゃないですか。
そりゃ腹が立ちますが、でも「少なくともオレは挨拶したぜ……」と考えれば、自分の中で自分が完全勝利を収めることが出来るのです。
疎遠になってしまった友人に自ら歩み寄ってみる。
しかし、残念なことに華麗にかわされてしまうとする。
でも「少なくともオレは仲直りしようとした。チャレンジしたぜ……」と思えば、これはもうしょうがないと納得出来るわけです。あくまでも自分の中だけですけども。
人生のあらゆる場面で引用可能なのでよろしかったらどうぞ。
そうそう。
今、映画『スポットライト 世紀のスクープ』を観ているのですが、撮影監督が日本人なんですね。
高柳雅暢という方で、他にも
『世界にひとつのプレイブック』『ファーナス/訣別の朝』『ブラック・スキャンダル』
など錚々たる作品たちを撮っていて驚きました。
この方を追ったドキュメンタリーとかないんですかね。観てみたいです。
今日は朝からずっと竹原ピストルの『ぼくの夢でした』が頭の中でぐるぐるぐるぐる廻っていて離れません。
もうしつこいぐらいずっと鳴り響いてます。
♪君が見させてくれた 夢を叶えるところを 君に見せることが ぼくの夢でした♪
ずっとずっとですよ。
困ったもんです。
でも嫌じゃない「困った」です。
いい感じの「困った」です。
それではそろそろおやすみなさい。
明日は妻さんのお加減がよくなりますように……