おはようございます。
週二回は更新するんだぜと息巻いているこの日記ですが、一応常日頃から「これネタになるかも!」なんつって、心のノートにメモしているのです。
夜中に寝床でふと思いついたナイスアイデアでも、それを朝になっても思い出せないようなものなら、それはそんなに良いアイデアではない……なんつーいかにも真理めいた話をする人がいましたが、私的にはそれ間違いと結論されました。
その言葉を信じてメモを取らずにムニャムニャと寝てしまうのですが、朝起きたらほとんど覚えてないですもの。
どんどんバッシバシ忘れちゃいますね。
たまに覚えている場合もありますが、むしろ夜中の自分のテンションの高さが生み出した恥ずかしいことこの上ないものばかりで赤面を禁じえないわけです。
だから、私は極力メモをとるようにしています。
スマートフォンのメモ機能をフル活用して。
そして今朝。
さあ日記でも書くべかなとメモを開いてみ流と、一行目に「オーセンティック」の一言。
はいはいこれはあれだね!
と、私は本棚から『コーヒー&シガレッツ』のDVDを取り出したのです。
この映画の中の “NO PROBLEM”と云うエピソードのBGMがオーセンティックスカ、しかもローランド・アルフォンソの曲を使っているととある方の呟きを拝見し、これはもう “NO PROBLEM” を観ながら日記を書かずにはいられないなと四十五歳の床屋のおやじさんは思ったわけです。
PCの画面の片側では “NO PROBLEM” 。
もう片側では、この日記。
粋ですね。
テクノロジー万歳なわけです。
そして、メモの二行目には『キセル』とありました。
これはあれです。
バンドの方です。
最近、お客さんがいらっしゃらない時にこっそりと聴いているのですよ。
今のこの春の陽気にドンピシャリな世界観だなと。
正直、あまりこの方々の知識はないのですが、むしろそれは意図的でして、どうやら京都出身の兄弟デュオらしいのですが、そのルックス佇まいを見たことはありません。
知らなくていいかなと。
知らない方がいいかなと。
そんな風に思うからです。
この方々の紡ぎだす音世界には、色と肌触りがあって、それがとても心地よく、乾いた砂にじんわりと染み込んでいくような、そんな感慨を思い起こさせるもので、私は暇を見つけて、この音世界にどっぷりはまり込むのが好きなのです。
そんな時、余計な知識、情報はかえって邪魔なわけです。
こんな気持ちわかるでしょう?
そして三行目には『ルミニアーズ』とあった。
これもあれです。
バンドです。
『キセル』とは逆に、『ルミニアーズ』はお客さんがいらっしゃるときによく流してます。
ここ最近、再びヘビーローテションとなったのは、とあるお客さんに「近頃ライブ行ってます?」と訊かれたのが切っ掛けでありまして。
ちょうどこの四月に来日公演があって、それはちょっと観てみたかったんです。
きっと多分最高だったんじゃないかと。
そんな妄想するのも楽しいものです。
次回の来日公演のときは、早めに情報キャッチしないとですね。
そして、メモに残されていたのはあと二つ。
『常識を疑うこと』と『所得税の六割』でした。
これはあれですね。
今途中まで観た『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』の影響ですね。
マイケル・ムーア自らが世界各国を巡り、各国の各国の知られざる素晴らしいことを持ち帰り、アメリカをもっといい国にしようぜってな趣旨のドキュメントでこれがとても面白い。
税金が高い欧州だが、その税金がどう何にどう使われているか給料明細にきちんと明記されているそうで、所得税の六割が軍事費に使われているアメリカがそれを給料明細に載せたら皆どう思うだろうか?
なんてことを言ってて、単純単細胞な私はすぐに驚愕するわけです。
この映画を観てて、あらためて感じ入ったのは、やはり日本はアメリカの影響を多大に受けてますね……ま、これ以上は書くのをやめます。
んじゃまあ、そろそろ庭仕事に取り掛かります。
積極的に攻めの姿勢で今日の休みを満喫しようと思います。
それでは股旅。